2010/11/20の記録です。
大詰めになってきました。日程も、ふいごを使っての大学でのたたら製鉄予行演習を11/23にやることになりました。附属小での本番は11/26です。
今日はまず、ふいごがウマからずり落ちないように、また底板が浮き上がったときに支えられるように、底板に棒を2本固定します。棒をつけてウマに乗せるとこんな感じ。
踏み板・底板それぞれのメンテナンス用窓の周囲に、気密ソフトテープを貼り、その上から、踏み板にはフタを、底板には吸排気ソケットをつけた板を、それぞれねじ止めします。気密ソフトテープの厚さが半分押しつぶされるぐらいに固定します。
一方広重のほうでは、昨日から外付け弁モジュールをもう2個、作成しています。今までの2個(VU40用)より径が太い(VU75?)ソケットをつけます。当初必要な4個ともこの太さにする予定でしたが、弁モジュール作成には手がかかりすぎて間に合わなそうなので、既存のVU40のものをそのまま排気側に利用することにしました。したがって排気側の配管の太さはVU40となりました。VU75のものは吸気側に使います。
前回の教訓を生かして、枠は包み打付け継ぎをねじ止めする方法にしました。この方が気密性がよさそうです。時間に追われながら大急ぎです。
いよいよ各部分が出来上がって、組上げていきます。ふいごをセットしました。
やぐらを組んでいます。でも先にやぐらを組んでからふいごをセットしたほうがラクだということも判明。
この後、塩ビ管を必要な長さに切って、弁モジュールも接続しながら配管していきます。
組みあがりました。前から見た様子。
横から見た様子。
さっそく動作テスト。手で押してみた分にはなかなか良好です。誰か乗ってみよう、となりました。学生ふいご班のメンバーは誰も立候補しません。自分が乗って壊れたらイヤだ、というわけですかね(^^;)。そこで、何も事情を知らない1年生を研究室から連れてきました(^^;;)。
かくしてつかまった1年生の PYO が、足踏みふいご体験第1号となりました。
なかなか、良好です。でもやっぱりちょっとやぐらが低いね。頭がつっかえます。あと、踏み込みを勢い良く踏まないと弁がカタカタと振動するときがあります。
ふいごの開き具合も調整しました。あまり大きく開かないほうが良好です。充分な風量があることと、開きすぎるとテーブルクロスが外側にはみ出してきて、うまく閉じなくなる場合があります。ちょっと余裕を持たせすぎたのかもしれませんが、あまり開かなければ大丈夫です。
明日、風量を測定し、実用時のふいごの開く高さと踏む間隔を決めます。