平成28(2016)年10月1日(土) 11:00~12:00、標津町文化ホールにて、釧路校授業開発研究室、教育理論・計画研究室、音楽研究室その他の学生により、音楽つき絵本おはなし会と絵本朗読会を実施し、標津町の約40人の子どもたちが参加しました。
隣接する標津町図書館・児童館の行事の一環として招かれたもので、本行事への参加は平成21年から連続して8回目です。
5つの研究室から学生が参加し、昨年に引き続き今年も研究室の枠を越えた活動となりました。また、沖縄から到着したばかりの琉球大学からの国内交換留学生5名も参加しました。
前半の音楽つき絵本おはなし会では、スクリーンに絵本を大きく投影し、生演奏の音楽を伴いながら、4名の読み手により絵本を朗読しました。
音楽は大部分を絵本の場面に合わせて新作し独自に構成しました。今年はメインテーマをメンバーによる歌(斉唱)で作ってみました。
演奏は、音楽研究室でピアニストの和田紘平先生の指揮による9人編成管弦アンサンブルによる生演奏でした。
メンバーは音楽経験者がほとんどで、授業開発研主催の演奏としては、例年にもまして安定して整った演奏ができました。
音楽つきおはなし会に続いて、班に分かれて絵本を読む朗読会を開催しました。2つの班に分かれて4冊の本を読み、子どもたちも朗読を楽しく聞いている様子でした。
ただ、前半終了直前にかなりの子どもたちが帰ってしまうという事態となりました(^^;)。
すこしおとなしめで大きな事件のない穏やかな絵本を取り上げたことや、音楽も絵本に合わせてクラシック風の穏やかな曲調が多かったことで、小さな子どもたちには少し退屈だったのかもしれません。
今後のやり方に工夫が要るようです。でも約半数の子どもたちは最後まで熱心に鑑賞してくれました。