ふいご、フィーダー部分試作

投稿者: | 2010年10月8日

2010/10/08の記録です。

テーブルクロス版試作小型ふいご、風を送るフィーダー部分ができてきました。弁はまだありません。

2010/10/06 前後の板の部分を制作。片側の板にはメンテナンス用に窓をあけ、気密ソフトテープを介して板をねじ止めして密閉します。

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2010/10/07 反対側の板には、給排気用に穴を開け、呼び径 40mm の塩ビ管VU40用のソケットを密着します。穴は自由キリで塩ビ管ソケットの外径ぎりぎりに開けます。塩ビ管ソケットをはめ込み、エポキシ系接着剤で外周を固めて板と接着、気密確保します。

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2010/10/08 テーブルクロス版ふいごの、蛇腹フィーダー部分ができました。三角薄板の接着されたテーブルクロスをたたんで、前後の板の周囲にビニール用接着剤で貼り付けました。まだ弁がないので、同じ穴から吸ったり吹いたりします。この小ささでも、すばやく開閉すれば結構な風が来ます。(←というような、感覚的な定性評価ではなくて、能力はきちんと定量測定するべきですね…)

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この試作小型ふいごを境先生や倉賀野先生にお見せして、使えそうかどうか判断をいただきました。やってみよう、となりました。

私広重のほうでは、実はふいごは楽器系にも応用しようとたくらんでいるので、先般のリコーダーパンチカードオルガンに接続してみました。弁は「手」で片方の口を押さえたり離したりして代用します。まあ、鳴ります。吹いている間だけですが…(あたりまえか)。楽器で使うにはもうひとつのふいご、空気をためて一定に吹くリザーバー(バッファ)ふいごがどうしても必要ですね。それは追々。

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