塩ビ管ナチュラルホルン

投稿者: | 2010年7月2日

2010 7/2 附属小サイエンスフェア、金管式の唇振動楽器も、あきらめてはおりません。たまたま 1 年生に、吹奏楽でホルンを吹いている学生が入ってきました。ここはデモンストレーターとして活躍してもらいましょう。

というわけで、塩ビ管にマウスピースをつけて、自然倍音列を吹いてもらいます。「塩ビ管ナチュラルホルン」です。太さは内径 13 mm (VP13)、長さは 2m (買ってきたまま)、先端には、冬頃に「塩ビ管トロンボーン」のために作った、異径管ジョイントをつないでだんだん太くなるようにした「なんちゃってラッパ」をつけます。マウスピースは YAMAHA の練習用プラスチックマウスピース (ホルン用)を使います。

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初めて吹いてもらい、いきなり録画したのですが、数分の練習でたちまちかなりの数の倍音を吹いてくれました。ホルン吹き便利 (^^;;)。

ちなみに、長さを倍の 4 m にすると、かなり吹きにくくなるとのことです。先端に向かってもうすこし太くなるようにしないとダメなのかもしれません。ちなみにダブルホルンの F 管はバルブによる延長なしで 370 cm、Bb 管は同じく延長なしで 275 cm とのことです。

この後、用意してあった内径 12 mm のビニールホースも吹いてもらいました。長さは 3m。Bb 管に近づけてみました。上のビデオでメジャーを持ってウロウロしている彼は、ホースを切っているのです。これもばっちり吹いてくれました。くるくる巻いて、先端に園芸ポットの「なんちゃってベル」(^^;;) をつけると、音も見かけもホルンに似てきました。また別記事で紹介します。