水道管トランペットをバロックトランペット奏者が吹くと…

投稿者: | 2010年3月22日

当ゼミでも大学院の演習で、水道などに使われる塩化ビニール管を使った金管(系)楽器を作りましたが、このたび札幌で、バロックトランペット奏者に塩ビ管の楽器を演奏してもらうことができました。2010 3/22 に、北大博物館のポプラチェンバロを使った演奏会があり、そこに参加したバロックトランペット奏者の内藤由美子さんに、塩ビ管の楽器を作ったんです、とお話ししたら、「やってみたいです」と興味津々のご様子。かくして、実現することになりました。

前日 2010 3/21 のリハーサルの様子です。100円ショップで買った金属製の「じょうご」を、その場でビニールテープで貼り付けています(^^;)。

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このように、塩ビ管の「ただのくだ」でも、吹く人が吹くと曲が演奏できてしまうんですね。というか、昔の金管楽器は(スライドのあるトロンボーンを除いて)みんなこんな感じだったのです。

ハイ、ウチのゼミの学生の皆さん、「自然倍音」について、ベンキョーしてきてくださいね。 何ですかソレ、というカオをしないように(^^;)。

2010 3/22 の本番の様子です。

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この前後に、本物のバロックトランペットの演奏がありましたが、それは機会があれば別なところでご紹介しましょう。