2013 年度後期前半のHコースゼミ、テーマは「iPad の教育活用 : 実際にやってみよう!できるようになろう!」は、2013/12/01 の方法研秋合宿発表会で、研究室内部の人々に向けて、これまでの成果をまとめて発表しました。
学生たちも期待以上のアウトプットを残してくれました。研究室内部だけではもったいない、ということで、 これから数記事に分けてここに成果発表をしたいと思います。発表の様子も動画で紹介します。
合宿後に TKY が作ってくれたレポートを基に、広重が加筆してまとめたものです。
【記事一覧】
- 秋合宿:「iPadの教育活用」発表の様子と成果まとめ (1/4) 本記事
- 秋合宿:「iPadの教育活用」発表の様子と成果まとめ (2/4)
- 秋合宿:「iPadの教育活用」発表の様子と成果まとめ (3/4)
- 秋合宿:「iPadの教育活用」発表の様子と成果まとめ (4/4)
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1.はじめに (担当:TKY)
後期の前半ゼミから『iPad(タブレット端末)の教育活用』というテーマで、ゼミに取り組んできた。ゼミ生は1人1台iPadを使いながら、iPadを教育現場でどのように使うことができるか、iPadにもともと備わる機能だけでなく、追加でインストールした様々なアプリなどを組み合わせながら考えた。
秋合宿では、ゼミの内容をもとに指導案を作り、授業の一部分としてiPadを実際に活用しながら発表を行った。この取り組みにあたって、まず留意した点を挙げる。
- iPad はあくまで数ある「道具」の一つ
何でもすべて iPad を使えばパラダイス、という発想にならないようにする。昔からある他の道具と同じように、使うべきところで使う。そのためにも iPad が何に適しているかのを知らなくてはならない。 - 既存の技術を上手に組み合わせている道具
- 現状では特定製品に限定される
テーマのコンセプト
- まずは私たちで実際にやってみよう。使えるようになろう。
- 実践的 かつ 実戦的に。
- 学校現場では既にかなり導入されてきている。むしろ大学(の当ゼミ)の方が遅いぐらい。新奇なものでは既にない。
2.機材とネットワーク構成について (担当:UME)
iPadは、線が一本もつながっていないのに、ネットにつながり、プロジェクタに映すことができる。
その仕組みの説明と、そのために必要な周辺機器について発表した。