2013/11/30〜12/01 に開催された今年の方法研秋合宿は、ここ数年と趣をかえて、各コース(先生)ごとに、ゼミを集中的に実施するというスタイルでした。2日目の12/01 に、各コースが全員の前で発表をします。会場は例年と同じ、大学近くの町内会館です。対象は例年通り 1〜3 年目です。
まだコースの決まっていない1年生は、後期のコース巡回ゼミでのこの日付時点でのコース割り当てに従って参加し、1日目 11/30 の夜に、翌日の予告編として取り組み内容を簡単に紹介します。
さて、当Hコースは 8 畳の和室が割り当たり、さっそくそこに iPad ワールドを展開しました。
↑こういう並び方でも、スクリーンに人の影が出ない、人の顔に光が当たらずまぶしくない、というのが、今回持ち込んだ短焦点プロジェクタの威力です。
和室でほっこり落ち着いて、まるで宴会のようですが、ゼミなんですよゼミ(^^;)。
持ち込んだ機材の様子です。ゼミ室の設備を引っ越してきました。
NAS: Network Attached Strage : ネットワーク接続型記憶装置
UPS: Uninterruptible Power System : 無停電電源装置
みんふぉる:「みんなのフォルダ」共有フォルダです。
ちなみに、上の写真の文字の書き込みは、Mac のソフトウェアである「Skitch」を使いました。なかなかよい。
このように出先で無線LANを組んで PDF などをその場で配信しながら進める、というのは、長らく構想はしてきましたが、今日が初の実施です。方法研としては画期的です。パチパチパチ。10名程度の単独コースであれば、 やっとなんとか現実味を帯びてきました。
Hコースでは数テーマを用意してチーム分けして発表します。各チームの準備タイム。
さてさて、1日目昼から夜まで、何時間もゼミが続きます。これを 8 畳の部屋にカンヅメになったまますごすのは、健康面でも精神面でも、はたまた思考面でもあまりよろしくない、というのがワタクシ広重のスタンスであります。というわけで、コースごとに自由に時間配分できることを最大限活用し、休憩を充分に(^^;)とりいれました。休憩といっても、5分10分などというケチなのではなくて………
なんと「散歩に出かけてしまおうぜ!!」
というわけで、呆れる学生たち(^^;)を引き連れて、 ホントに小一時間の散歩に出かけちゃいました。
散歩に出発〜。いえ〜い。寒いぜ〜。
歩け歩け〜。春採湖近くまで往復しました。今年は暖かくて雪がなく、この日もよく晴れてラッキーでした。
「考える」ことと「歩く」ことは、実は密接に関わっている、と、いろいろな本にも書かれています。考えが煮詰まったら、とにかく歩いてみるとよい、というわけです。 哲学者とか、よく散歩ばっかりしているじゃないですか (失礼m(_ _)m)。散歩コースが、なんとかの小径、とか名前がついて有名だったりします。
……というわけで、この散歩も、立派にゼミの思考の一部なのであります。(といいわけして大休憩(^^;))
さて、散歩から戻ったら、ゼミの続きです。各チームごとに内容の試演(通称プレ)をします。
図工での活用例を実際にやってみています。iPad でお手本を表示させながら 2 種類の帽子作り。
卒論に取り組んでいる(はずの(^^;))4年目も、様子を見にやってきました。Hコースではなんとレアキャラの DKT さんが来襲。でも来た時にはみんな散歩に出かけてしまって「もぬけのカラ」で、マヂ散歩かよ!と呆れたというおまけ付き。
2種類の帽子と DKT。
さてさて、普通のショート休憩も合間に入れています。ワタクシのゼミですから、その一つは「歌唱共通教材タイム」となりました。あんまり時間がなかったのですがムリヤリ 3 曲ぐらい歌いました。隣の部屋の M コースさんうるさくてスミマセン……。(でも M コースの HYD てぃんもふすまのすきまから参加していたというウワサも…)
カメラマンいやカメラウーマン…いやいやイマドキの言い方はカメラパーソンか? はKY。
そんなこんなで、懸念された何時間もの連続ゼミ、けっこう楽しくすごしました。休憩ばかりではなく内容も充実ですよ。
「iPadの教育活用」の内容について、および 1 日目夜と2日目の発表の様子については、別記事で紹介します。この「iPadの教育活用」テーマについては後日 TKY が成果をまとめたレジュメを作りました。 それをもとに紹介します。