大学院:電子黒板体験会

投稿者: | 2010年12月6日

2010/12/06の記録です。

先日届いたシートタイプ電子黒板を、早速大学院の講義で学生たちに体験してもらいました。「手書きで書き込めるプロジェクタスクリーン」であるわけで、発想は単純といえば単純です。技術の進歩はすごいなあ、という感想がある一方で、使い道が思いつかない、たぶん使わない、という意見も出ます。

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新しい道具が登場してから、人間のほうがその道具の利点を生かした使い方をすらすらと思いつくようになるまでに、それなりに長い時間がかかる、ということなのかもしれません。道具自体が充分に普及して、利用例を日常的に目にするようになって、やっと多くの人が自分も使ってみようかな、と思い始める。その段階にいたるまでにどうやって生きながらえてじわじわと浸透するか、それがその道具が定着するか消えるかの分かれ道、なのでしょう。電子黒板はかなり強引に普及を進めている感がありますが…。