2010/10/20の記録です。
ふいごをオルガンなど楽器に使うには、風を一定にする仕掛けが必要です。この目的で、空気をためておいて重りやばねで加圧して一定の風を送るふいごが、リザーバー(バッファ)ふいごです。
主に楽器目的ですが、境先生によると、もしかしたら、たたら製鉄でも必要になるかもしれない、とのことです。いままで電動送風機で一定の風を送っていて、あまり風に変化があると製鉄がうまくいかない、とのことです。そこで取り急ぎ、バッファふいごも試作してみることにしました。
アントレの2番目の特集、ポジティフ・オルガンの制作のなかに、バッファふいごの作り方が載っていますから、それに倣ってすすめます。ただ、革の代わりに透明テーブルクロスを使います。
まず、形を保つための薄板を、長方形と台形に切り出します。
透明テーブルクロスの上に薄板をプラスチック用接着剤で貼っていきます。
筒状になりました。接着剤が固まるまで放置です。きょうはここまで。