必修授業にプログラミング体験を導入: ゼミ生も手伝い参加

投稿者: | 2018年7月2日

2020年から実施される学習指導要領で小学校にもプログラミング教育が導入されることを受け、教員養成大学でもプログラミングの授業をするように、という世間様のリクエストがあります。

当ゼミ担当の広重も情報技術教育がカンバンなので、やらねばなりません。まずは免許法上で必修の「情報機器の操作」に、今日から 1.5 回の予定で試行実施してみます。内容は定番の「scratch」です。

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ならば、ゼミ生も巻き込んで、学生同士で教え合い学び合う、いわゆるアクティブラーニング的な(?)テイストも加味しよう、というわけで、2, 3 年生のゼミ生もボランティアアシスタントとして任意参加してもらいました。今日は講義などの都合で 2 年生3名だけの参加です。このほかいつもの院生のTAが1名。

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普段の内容は説明内容を録画した動画教材をふんだんに使い、「分身の術」によって細かい指示も行き渡るようにしていますが、このプログラミング体験はまだ動画を作っていません。おそらく作る余裕はないでしょう。このこともあり、昔ながらの「人海戦術」による実習講義に戻ってみました。これはこれで、人が人を教える「教育大的な」スタイルで、よいものです。

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2,3 年生にはゼミの時間に一度予行演習をしてもらいました。この日の内容を自分たちでやっておく、というものです。この甲斐あってか、参加した 2 年生たちは比較的スムーズにコーチ役をこなしていました。